この前の運転会に模型撮影用カメラを持っていったところ、思ったより不具合が多いので、作り直したくなった
主だった不具合
- 光量不足になりやすく、写真が暗いしピントが合ってるかの判定が難しい
- 起動が遅い。スイッチ入れてから30秒ほどかかる
- Linuxがフルで起動してるので、しょうがないといえばしょうがない
- 負荷かかると、電源が落ちる
- 単3電池3本とDCDCコンバータだと電力が足りないのかな
- OSの入ってるmicroSDに写真を保存してるため、取り出しにくい
- Windowsだとext4を触れないので、わざわざ起動させてscpで取り出している。そもそも設計ミスってて、microSDカードを取り出しにくい
- UIがボタン2個しかないので、設定変更ができない
- 設定変更するためのUIがhttpでブラウザ向けに提供しているので、より電力を食う。
他にもある気がするけど、まずはこの辺からなんとかしていきたい。
今のところの予定
現行(2号機)は解体。新しく3号機(model-camera3)を作る。
光量不足は、カメラの上からチップLEDでフラッシュ代わりを装着。PWMで明るさ調整できれば良し。
UIはメニューボタンとジョイスティック(5ポジションスイッチ)DIP化キットで、本体で操作を完結できるようにする。
Raspberry Pi Zero 2Wに挿してるmicroSDとは別に、GPIOピンを使ってmicroSDへのアクセス(SDIO)を実装する。機能としてはあるが、それを使うとWifiが使えなくなるらしい。Wifi制御に使う機能とSDカード制御に使う機能が同じで、どちらかにしか使えないんだとか。
wifiが使えないので、無線周りの電源をカット。ついでにHDMIとUSBも電源カットして消費電力削減。何も考えずにカットするとほぼ何もできなくなるので、そこはメンテナンスモードとして復旧モードを付ける予定。
電源は現状維持だけど、DCDCコンバータのVOUTからRaspberry Pi Zero 2Wの5Vとの間にスイッチを入れるかコネクタで引っこ抜けるようにして、USBからの給電もできるようにしたい。USBの電源切ってもUSBからの電源供給が受けられるかは実験次第。
起動に時間がかかるのは、3では一旦諦めといて、ベアメタルとか勉強しようかと模索してるけど、カメラ周りが全然わからん……
あと本体はCADで3Dプリンタを……って考えてたけど、2号機のサイズ基準だと大体の業者で1万とか行きそうだし、試作機を何回か作るだろうと考えると、「5万~15万程度の3Dプリンタ買ってきても大して変わらないんじゃ?」って思えてくる……